NHK早7点音频(年3月24日)
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繁星
1.G7と北太平洋条約機構が会議を行い、ロシアへの圧力を継続する方法を協議
ウクライナ情勢です。G7=主要7カ国やNATO=北大西洋条約機構の首脳会議が日本時間の今日(24日)、ベルギーで行われます。各国がロシアへの圧力をどのように強めていくかが焦点です。
ウクライナ情勢について話し合うNATOやG7の首脳会議は日本時間の今夜ベルギーの首都ブリュッセルで開かれ、ウクライナのゼレンスキー大統領も画面を通じて参加することになっています。
ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官は一連の会議を通じてバイデン大統領が西側諸国とともにロシアに対する新たな経済制裁やヨーロッパ各国がロシアへのエネルギー依存から脱却するための共同の取り組みを発表するとしています。
また、NATOのストルテンベルグ事務総長は23日の会見で、加盟国はサイバーセキュリティを強化するための支援に加え、化学兵器や生物兵器などの脅威から身を守るための装備品の供与など追加の支援で合意するだろうと述べ、生物?化学兵器による攻撃に備えた軍事支援についても協議する見通しを示しました。
バイデン大統領は23日にアメリカを出発する際、記者団にロシアによる化学兵器の使用の可能性について、脅威は本物だと述べるなど警戒感をあらわにしていて、緊張がいっそう高まる中、ロシアへの圧力をどのように強めていくかが焦点となります。
(听译:雨沫校对:一寸)
2.ゼレンスキー大統領国会で演説「侵略の“津波”止めて」
「侵略の“津波”を止めるためにロシアとの貿易を禁止しなければならない」ウクライナのゼレンスキー大統領は昨夜、日本の国会で行ったオンライン形式の演説で、そう呼びかけました。
演説でゼレンスキー大統領は「日本とウクライナがお互いの自由を望む気持ちに違いはありません。日本がすぐにウクライナへの援助の手を差し伸べてくれたことに心から感謝しています」と述べました。
そのうえでロシアがウクライナの原発を攻撃したことについて「ロシアはチェルノブイリ原発を戦場にしました。被害を調査するにはロシア軍が撤退してから何年もかかるでしょう」と述べました。
またゼレンスキー大統領は「ロシアがサリンなどの化学兵器を使った攻撃をする可能性があると警告を受けています。もしロシアが核兵器を使用した場合、どのような対応をすべきか世界の政治家たちが議論すべき大きな課題です」と述べ、ロシアが大量破壊兵器を使用することに強い危機感を示しました。
そして「日本はアジアで初めて平和を取り戻すためロシアに圧力をかけてくれた」と日本の対応を評価したうえで、「侵略の“津波”を止めるためにロシアとの貿易を禁止し、ロシア市場から企業を撤退させなければなりません」と述べ、ロシアに対する制裁の継続を呼びかけました。
(听译:雪儿校对:一寸)
3.岸田首相G7出席新たな制裁措置やウクライナ追加支援表明へ
ゼレンスキー大統領の演説を聞いた岸田総理大臣。G7の首脳会談では、新たな制裁措置や、追加の人道支援を行う考えを表明する方針です。
ベルギーへの出発に先立って、岸田総理大臣は昨夜、これまでもG7との緊密な連携を示しているが、今回も強い連携を示し、発信する機会にしたいと述べました。その上で、次のように述べました。「会議の場で、更なる制裁の強化についても説明したいと思いますし、ウクライナへの連帯を示すべく、追加の人道支援も表明したいと思っています」
また、岸田総理大臣は、「日本はアジアから唯一G7に参加している国であり、アジアの情勢を各国の首脳にインプットし、情報を共有するために貢献することは重要だ」と述べ、先にインドとカンボジアで、両国の首脳と会談した結果なども報告する考えを示しました。
現地での滞在は短時間になる見通しですが、岸田総理大臣としては、各国首脳との個別の会談もできるだけ行って、連携を確認し、信頼関係を構築したい考えです。
(听译:春風校对:一寸)
4.ウクライナへの軍事侵攻開始から1か月ロシアの攻撃激化懸念
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから24日で1か月となります。双方の停戦交渉は難航していて、ロシア軍がさらに攻撃をエスカレートさせ、生物?化学兵器などを使用することへの懸念が高まっています。
ウクライナ各地で攻勢を強めるロシア軍、このうち東部の要衝マリウポリでは、事実上の降伏を迫ったうえで包囲を狭めていますが、市内には今もおよそ10万人の市民が取り残されているとみられ、深刻な人道危機が続いています。
また南部の黒海沿岸の地域でも攻勢を強めていて、黒海の艦隊がウクライナ最大の港湾都市オデッサへの上陸も目指しているものと見られます。
一方で首都キエフではロシア軍が包囲に向けてミサイルなどで攻撃を続けているものの、ウクライナ側も激しく抵抗しています。
アメリカの国防当局などは、ロシア軍の部隊に大きな動きは見られず、兵士の士気も低下していると指摘していて、首都の早期掌握やゼレンスキー政権の打倒を目指していたと見られる当初の計画は大幅に遅れているもようです。
(听译:雪儿校对:一寸)
5.ウクライナへの軍事侵攻開始から1か月ロシアの攻撃激化懸念
ロシアとウクライナの停戦交渉は断続的に続いています。ウクライナ側が戦闘の停止やロシア軍の即時撤退を求めているのに対し、ロシア側は、ウクライナの「中立化」や「非軍事化」を要求しています。
交渉では、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構に加盟しないことを前提にした新たな安全保障の枠組みについて、一定の歩み寄りも見られますが、ロシア側は南部クリミアの併合の承認などウクライナ側が受け入れられない要求を崩していません。
各国の仲介も続いています。22日にフランスのマクロン大統領が、23日にはドイツのショルツ首相やイスラエルのベネット首相が、プーチン大統領と電話会談を行い、改めて停戦を呼びかけました。
戦況がこう着する中、ロシア軍がさらに攻撃をエスカレートさせ、生物?化学兵器などを使用することへの懸念が高まっています。
また、ロシア大統領府のペスコフ報道官は22日、国家の存亡に関わる脅威があれば核戦力を使用する可能性も排除しない、という姿勢も示しています。
ここまでウクライナ情勢についてお伝えしました。
(听译:雪儿校对:一寸)
8.NYダウ400ドル超の値下がり原油先物価格上昇で売り注文増
株と為替の値動きです。
23日のニューヨーク株式市場は、国際的な原油の先物価格の上昇を受けてインフレが加速することへの懸念から売り注文が増え、ダウ平均株価は400ドルを超える値下がりとなりました。
終値は前日と比べて、448ドル96セント安い、34358ドル50セントでした。またIT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も前日より186.213下がって、13922.604でした。
外国為替市場の円相場は現在1ドルが121円5銭から6銭となっています。また、1ユーロは133円23銭から27銭となっています。
株と為替の値動きでした。
(听译:雪儿校对:一寸)
9.センバツ高校野球の一二回戦の情報
続いて、スポーツ。担当は吉松欣史キャスターです。
はい、おはようございます。お伝えします。
この時間はセンバツ高校野球です。
昨日は大会5日目、第1試合は、去年秋の公式戦で1試合平均の得点が10点を超えた岩手の花巻東高校と、キロ後半のストレートや多彩な変化球が持ち味の米田天翼投手を擁する市立和歌山高校が対戦しました。
1回、さっそく、花巻東の今大会注目のバッター高校通算ホームラン数56本の佐々木麟太郎選手と、市立和歌山のエース米田投手が対戦しました。
ノーアウト一塁二塁の場面で米田投手、強気で押し切ろうと投げ込みました。高めの速球を振らせました。
米田投手はこの試合、最速キロのストレートを軸に佐々木選手をヒットなしに抑えるなど、8回まで1失点と力強いピッチングを見せました。
9回に1点差まで迫られましたが、市立和歌山が花巻東に5対4で勝って、2回戦に進出しました。
一方、花巻東の佐々木選手は「自分が打っていれば、流れは変わっていた」と、夏の雪辱を誓っていました。
第2試合は、鹿児島の離島にある大島高校と茨城の明秀日立高校が対戦しました。
明秀日立は4点リードで迎えた4回、2アウト満塁から5番でエースの猪俣駿太投手のタイムリーなどで4点を追加し、リードを大きく広げました。
投げては先発した猪俣投手がキロ台、中盤のキレのある速球と変化球を丁寧に低めに集め、打たせてとるピッチングで、8回まで大島打線を0点に抑え、明秀日立が大島に8対0で勝って、2回戦に進みました。
一方の大島は序盤、高く上がったフライを捕球できない場面が続いて、失点を重ね、打線もチャンスを作りましたが、最後まで得点を奪えず、悲願の甲子園初勝利には届きませんでした。
(听译:方方)
10.センバツ高校野球の三回戦の情報
第3試合は、21世紀枠で春夏通じて初出場の福井の丹生高校と、春夏合わせて甲子園で7回の優勝を誇る広島商業が対戦しました。
広島商業は1回、フォアボールなどでチャンスを作ると、キャプテンの3番?植松幹太選手のタイムリーなどで、3点を先制しました。
2回に4点を奪われて逆転されますが、そのウラに5点を取って再逆転しました。
広島商業は、持ち味の切れ目のない打線が力を発揮し、16本のヒットを打って、3回を除く毎回得点。
22対7で勝った広島商業が、20年ぶりのセンバツで2回戦進出です。
一方の丹生高校は、2回に打線がつながって一度は逆転し、9回にも3点を返して意地を見せました。晴れの舞台で力を出し切った丹生の選手たちには、笑顔がありました。
丹生高校の春木竜一監督は「ここ甲子園で戦って感じたことすべてが子どもたちの財産になると思う」と話していました。
センバツ高校野球大会6日目の今日は、1回戦1試合と2回戦2試合が行われます。
1回戦最後のカードとなる第1試合では、徳島の鳴門高校と去年秋の明治神宮大会で初優勝した大阪桐蔭高校が対戦します。
第2試合からは2回戦です。埼玉の浦和学院と春夏通じて初めての甲子園で初勝利を挙げた和歌山東高校が対戦します。
そして第3試合、いずれも去年秋の地区大会で優勝した福岡の九州国際大付属高校と広島の広陵高校が対戦します。
以上、この時間のスポーツでした。
(听译:方方校对中:icecream)
11.天気予報
では続いて、気象情報。伊藤みゆきさんお願いします。
はい。センバツ高校野球は開会式が1日ずれたり、これまでは雨が心配な日が多かったですが、今日明日は安定した晴天です。
今日は西は高気圧に覆われ、北のほうは寒気の影響が残ります。このため西日本はすっきり晴れ、北のほうほど雲が多く、ところによって雨や雪という分布になります。雨上がりの東京は地面は濡れていますが、もう青空が広がっています。ただ関東今日は午後雲が広がりそうです。にわか雨にはご用心ください。
沖縄奄美は曇り、昼前から晴れ、九州、中国、四国、近畿、東海は広く晴れて降水確率は0%です。北陸は曇り時々晴れ、関東甲信地方は晴れ、昼過ぎから曇り、ところによってにわか雨、埼玉の秩父や東京多摩地方で確率が高めとなっています。新潟県と東北地方は雲が多いですが、太平洋側では晴れ間が出るでしょう。夕方からところによって雨や雪、降水確率が50%以上なのは秋田、山形、新潟の下越中越、岩手県の内陸です。北海道も雲が多くところによって雪、降水確率は高いところで20%から30%です。
今日は悲願の明けです。昨日は大阪と大分で桜が開花しました。福岡は今日開花から1週間です。今日は九州から関東昨日より5度前後高くなるので、福岡の桜、満開に近づくでしょうか。
予想最高気温は、那覇23度、鹿児島19度、福岡17度、高知18度、広島松江大阪16度、名古屋17度、金沢14度、新潟11度、長野12度、東京16度、仙台12度、秋田10度、札幌6度、釧路は3度の予想です。
明日3月最後の金曜日は、高気圧に覆われて広く晴れそうです。注意点としては朝と昼間との温度差がかなり大きくなることです。大分の日田市、朝の最低気温は2度と霜が降りるくらいですが、最高気温24度と半袖の陽気となりそうです。そして沖縄で明日の夜から降る雨が土曜日、日曜日に広く広がりそうです。気温は高い予想で、その分、土日激しい雨の降るとこれもありそうです。
(听译:方方校对中:icecream)
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